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化学の問題におけるケアレスミス
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入試の1点は大きい

 生徒の回答を見ていると、「計算ミス」や「ケアレスミス」による間違いというのを1日に1回は必ず見る。これが練習の場であるならまだいいが、入試でやらかすとたまったものではない。

 ネットで「合格者最低点周辺 人数分布」で調べてみると、ある画像が HIT する。 それによると、(ある大学の1例だが、)合格最低点を採った人が18人で、その ±3点の範囲に 86 人もの受験生がひしめき合っていることが分かる。ぎりぎり挑戦ラインで挑む大学であれば、合格最低点付近の点数を取ることは十分にあり得る。そんな中でほんのちょっとのケアレスミスをしてしまうと、不合格になるなんてことは珍しい話ではない。ケアレスミスを無くす必要性が感じられると思う。ではどうやって無くすのか・・・

 

いかにしてケアレスミスを無くすか

 

あなたがどんなケアレスミスをするかを分析して、二度同じ過ちを繰り返さないように意識する。 以上。

 

単純のようだがそれだけだ。どんなミスを自分がするかを理解しないと、必ず(ほぼ無意識的に)同じミスを繰り返す。そして問題演習をする前に「ケアレスミスをしない」と念じてやるようにする。念じなくてもミスしないようになれば一人前だ。

ここで、どんな種類のミスがあるか、いろいろ具体例をあげておこう。おそらくは以下に挙げるもののうち複数が要因になっていると思う。

 

ケアレスミスの種類

① 小学生時代の単純計算ミスの引きずり

$6 + 8  = 12 $          $4 × 6 = 26$      $16 - 9 = 5 $

② 方程式で未知の文字が右側にあるときの処理

$ P V = n R T $ を $n$ について解いて

$ n = \displaystyle\frac{R T }{P V} $

③ 分数の掛け算における「分母と分子の約分」の錯覚

$ \displaystyle\frac{\sqrt{2}}{3} × \sqrt{2} = \displaystyle\frac{1}{3} $

④ ▲ . 0 のような値の見間違え

$ 4.0 × 5 = 200 $

⑤ 科学的表記法への変換時のミス

$ 0.0020 × 10^{3} = 2.0 × 10^{6}$

⑥ 繰り上がり、繰り下がりの処理

⑦ 小数の掛け算を筆算でした際の小数点の打ち間違え

⑧ 積の等式と比の計算の混同(化学より、数学の方べきの定理で多発)

$ 7 ・ x = 3 ・ 5 $

$3x = 35 $

$x =\displaystyle\frac{35}{3}$

 

他にもミスのパターンはあると思うが、こんな感じで、一体自分がどういうタイプのケアレスミスが多いのだろう?と自問自答してみるとよい。その分析が出来たらどこかにメモをとっておいてひとつづつ意識して克服していこう!そうすれば化学だけでなく、数学や他の理科の科目でも相乗効果が期待できる。ぜひ実践してほしい。

 

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